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2001年

2014年2月 4日 (火)

2001年『琉球王国と技術』(沖縄県立芸術大学附属研究所公開講座)

 2001(平成13年)年度の沖縄県立芸術大学附属研究所公開講座では、「琉球王国と技術」をテーマに10回の講座が開催されます。

*講師:粟国恭子(沖縄県立芸術大学附属研究所共同研究員)
*日程:平成13(2001)年10月4日~12月6日(毎週木曜日)午後7時~9時
*場所:沖縄県立芸術大学附属研究所2階AV講座室

*料金:3,000円
<内容>
1)10月4日 沖縄文化と技術史―技術史の現状―
2)10月11日 琉球王府と技術①―王府組織と技術職ー
3)10月18日 琉球王府と技術②―琉球の技術文化―
4)10月25日 歴史・民俗・考古学と技術
5)11月1日  沖縄女性文化にみる技の世界
6)11月8日  沖縄の金属文化①―王府時代の金属文化・金銀銅錫の流通を中心にー
7)11月15日 沖縄の金属文化②―金属製品の技術 梵鐘・簪・酒器―
8)11月22日 沖縄の工芸文化―祭祀道具への眼差しー
9)11月29日 観光と工芸文化―現代お工芸文化の展開
10)12月6日  現代を歩く工芸文化―伝統工芸と新世代の試みー

2007年6月10日 (日)

特別展図録『久米のきみはゑ500年』

Photo_9 特別展図録『久米のきみはゑ500年ー祭祀用具にみる神女の世界-』
 
編集・発行:久米島自然文化センター
 発行:2001年
 
 この図録は2001年(平成13)年11月3日(土)~12月9日(日)まで開催された特別展:久米のきみはゑ500年ー祭祀用具にみる神女の世界ーの図録である。
 沖縄民俗研究の中で論考の多い神女関係のテーマの中で、マテリアルな部分、祭祀道具からの研究が少ないとその必要性を地域史などの集まりで語ったり、自ら金工調査を祭祀道具の簪からすすめていた時期に開催された展示会であった。この展示会へも奄美の神女関係資料を、館長の上江洲均先生、担当の山里克也氏とともに資料調査段階から関わった。「神女の祭祀道具ー神女の簪ー」の文章を寄せた。シンポジウムにもパネリストで参加。
 久米島には琉球王国時代からの神女きみはゑ関係の祭祀や道具をはじめとした神女関係資料が多く残されており、現在も祭祀がおこなわれている。具体的に残された祭祀道具の中に、王府時代の技術史や芸術感や信仰の形がある。とても重要な分野で、現在もそのフィールドワークは続行中。東アジアへとつながる資料群でもある。

『那覇女性史(前近代編)なは・女のあしあと

Photo_7 『なは・女のあしあと 那覇女性史(前近代編)』
 編集:那覇市総務部女性室
 発行:2001年3月 定価:1800円    295P
 発行所:株式会社琉球新報社事業局出版部
 ISBN4-89742-038-5

 『なは・女のあしあと』は<前近代編><近代編><現代編>の全三冊が発行。<前近代編>は古琉球から1609年の島津侵入を経て、琉球王国末期(1879年の廃藩置県)までの那覇を中心として女性のあゆみを綴ったもの。近代編、現代編など資料も比較的ある時代と違い琉球王国時代の女性達の歴史に光を当てる作業。書き手も容易に引き受けない中で、編集委員を務めていた責任から第2章首里王府と女性の「王家の女たち」、第3章女の一生の「結婚とその形態」、第6章女性と信仰の「村落・祭祀」「仏教と女性」の執筆担当が半ば強制的に決定し担当することになった。歴史専門ではない私も、歴史文献と格闘しながら書いた記憶がある。
  小野まさこ、稲福みき子らの女性執筆者に加えて、田名真之、豊見山和行、真栄平房昭、池宮正治、古塚達朗氏らの男性執筆者が多いのも特徴である。
 「那覇女性史ではあるが、那覇を中心にしつつ琉球王国時代の女性たちの世界にも考慮して書いてください。」と編集を担当した宮城晴美さんは<沖縄女性史>の認識が強かったと思う。沖縄女性史の世界を取り上げた文献では、2001年段階ではよくまとまった本だと思う。また、その内容を引用、検討、批判などの作業がすすめられて、今後、多くの研究者がより沖縄女性史研究が深まっていくことを願わずにはおれない。