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2007年5月27日 (日)

フォーラム「シルクロードと琉球」

日中国交正常化35周年記念、沖縄タイムスプレ創刊60周年企画・フォーラム「シルクロードと琉球」
 
日中国交正常化35周年企画ということは、1972年ちょうど沖縄が本土復帰をした年から35周年ということ…。「シルクロードと琉球」をタイトルとしたフォーラムが開催される。沖縄の歴史学者:高良氏と安里氏をパネリストに長澤氏が基調講演をつとめる。5月23日の沖縄タイムスの文化紙面では関連の連載が始まっている。23日紙面で長澤氏はシルクロードには地理学者・リヒトホーフェンらが主張した中央アジアを通るオアシス路、北方の草原地方を通るステップ路、南方のインド洋を回る南海路の三つをシルクロードと総称するようになったとまとめている。24日には高良氏が南海路の中で琉球と東南アジアとの関係を語っている。フォーラムはまだ開催されていないのだけれど…。
 この35年間に中国文化研究も盛んになり、日本の人類学者たちも多くの成果を上げた。1972年当時にも話題になった「照葉樹林文化」をキーワードに中国の四川、貴州、雲南省から西南アジアへ…、これらの地域にその頃から出向き、今日では多くの文化研究も盛んな地域でもある。これら地域を「西南シルクロード」ととも呼んでいる。結構このシルクロードも琉球文化理解には重要だと思う。民俗学や人類学の成果を絡めてのパネリスがいないのは、少し残念かも…。「海」がポイントなんだろうな…とまだ開催されていないフォーラムへの印象。参加は人数制限があるようで下記の問い合わせ先に確認されてください。

*基調講演:長澤和俊(早稲田大学名誉教授)「シルクロードと琉球」
*パネリスト:高良倉吉(琉球大学教授)、安里進(沖縄県立芸術大学教授)
*日 時:2007年5月26日(土)午後2時~
*会 場:浦添市てだこホール
*問合せ:沖縄タイムス社経営企画室

<シンポジウム参加感想>
 シンポジウムは約300人近いお客さんで満杯。でもこうした企画に参加する方は年齢層が高い。沖縄タイムス社が新たに立ち上げた企画会社「沖縄文化の杜」の主催でもあった。エアー沖縄がシンポジウムに取り上げられたシルクロードのツアー商品の売り込みを担当していた。文化をイベント化するとこんな形になるのでしょうね。シンポジウム前に感じた印象は、空周り(「西南シルクロード」)の印象でした。
      

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