「沖縄の紙展in宮古島~自然・歴史・生活・アート~」のお知らせ
宮古島市総合博物館の企画展で、紙の展示会を開催しています。粟国恭子が企画協力
沖縄の紙文化の紹介のパネルや芭蕉紙など現代作家たちの作品も紹介。
しかしなんといっても今回は宮古島の紙文化を紹介することをメインですので、紙資料も沖縄本島にない「砂川(うるか)双紙」や「砂川暦」を展示。其れから宮古上布の原料でもある苧麻を原料に、宮古上布の織手でもあるが紙作家さんの苧麻紙の作品も展示。卒業証書を手作りの紙で制作する活動をしている、宮古島市北小学校の紹介、多良間島で紙をすいている垣花さんの作品など、紹介されています。
苧麻は1枚600円で博物館でも販売しており、私の監修した『沖縄の工芸 紙』冊子も販売することになりました。
会場は円形状で小規模なのでどうなることやらと心配しましたが、わりときれいにまとまっています。
*展示会「沖縄の紙展IN宮古島~自然・歴史・生活・アート」
*展示期間 2008年2月19日(火)~3月16日(日)まで 午前9時~午後4時30分 月曜日休館
*会場:宮古島市総合博物館
*主催:宮古島市総合博物館
*展示協力:沖縄の紙を考える会(事務局粟国恭子)、垣花昇一、豊永盛人、市立北小学校
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