沖縄の紙展IN宮古島
2月15日~宮古島へ。
紙の展示作業をただひたすらに…チラシ作成も…展示も終わり、チラシも完成しました。
宮古島市総合博物館の企画展で、紙の展示会を開催しています。テーマ「沖縄の紙展IN宮古島~自然・歴史・生活・アート」
「沖縄の紙を考える会」事務局の私は、企画の相談から50枚のパネルと展示作品(これまで集めてきた紙製品)を提供し、展示作業も行いました。
今回は宮古島の紙文化を紹介することをメインに考えていたので、紙資料も沖縄本島にない「砂川(うるか)双紙」や「砂川暦」を展示。其れから宮古上布の原料でもある苧麻を原料にした苧麻紙(沖縄の伝統的な紙ではない)の作品も展示。卒業証書を手作りの紙で制作する活動をしている、宮古島市北小学校の紹介、多良間島で紙をすいている垣花さんの作品など、紹介されています。
苧麻は1枚600円で博物館でも販売しており、私の監修した『沖縄の工芸 紙』冊子も販売することになりました。
会場は円形状で小規模なのでどうなることやらと心配しましたが、わりときれいにまとまっています。
展示会は2008年2月19日(火)~3月16日(日)まで、宮古島市総合博物館で開催されています。
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