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2009年7月18日から19日東京で宮古島文化を紹介するイベントが開催される。
「第25回<東京の夏>音楽祭2009 日本の声・日本の音」で紹介されるようです。
*「<日本の文化の古層>宮古島の神歌と古謡」
チラシには「宮古島で古くから歌いつがれてき た神歌と古謡は琉球のブルースだ!」のコピーが…
*期日:2009年7月18日(土)、19日(日)15:00
*会場:東京の草月ホール
*料金:全席自由 一般5500円 学生3500円
*内容:宮古島西原地区の神歌、伊良部島佐良浜地区の神歌、宮古島西原地区の古謡、伊良部の民謡、多良間島の古謡
*詳細は「アリオン音楽財団ホームページ」をご覧ください。
*沖縄のG大学でチラシをゲット!。東京まではいけないけれど…興味深いイベントなので紹介。
ちなみに、このチラシに使用されている写真は、先に紹介した、豊島貞夫氏の写真です。
6月18日(木)に沖縄県博物館協会の平成21年度総会と春の研修会が、沖縄県立博物館・美術館で開催されました。
私は、個人会員での参加です。
総会の終わった後の研修会のテーマは「博物館と学校」。基調講演と事例発表がありました。県内の4つの博物館活動が紹介され、どれもユニーク活動で学芸員の方たちも個性的で、楽しく聞きました。
事例報告は
*宜野座村立博物館 「紙芝居は学校と博物館を結ぶ」
25の宜野座村立博物館オリジナルの紙芝居を、小学校4年生の昔の道具調べ学習に、小学6年生のふるさと歴史学習に、全校生徒の平和学習に、活用しているかを事例報告してくれました。
発表者の山川須真子さんの、語りのパフォーマンスがわかりやすく素晴らしい!楽しく聞きました。
*那覇市の壺屋焼博物館「壺屋焼物博物館の教育普及活動」をテーマに学芸員の赤嶺由 紀子さんが、インターネットでの情報発信、、夏休み体験教室、出前こども博物館、教職員研修、学芸員実習、展示解説などの活動を紹介してくれました。
*うるま市立海の文化資料館「子どもと海の文化資料館のリレーションシップづくり」を学芸員の前田一舟さんが、味わいのあるしゃべりで笑いもとりつつ、質の高い発表をしてくださいました。地元出身の学芸員の前田さんは資料館は「次世代を担う人づくりのための教育のサービス業」という姿勢で、学校とリレーションシップづくりに多くの取り組みをしていることに関心しました。
*琉球大学資料館(風樹館)の学芸員の佐々木さんからは、「大学博物館を利用したハンディキャップを持つ子供たちへの教育支援の試み」の発表がありました。
どの館も学芸員は一人が二人といった中、予算も決して多くない中で工夫を凝らし、ユニークな活動を展開していて感心しました。
学芸員の人柄を含めての個性が、光っていた発表でした。
2009年の今年は、琉球への薩摩侵略(1609)から400年と、琉球・沖縄が日本国内にみ込まれる<琉球処分>1879年から130年目の年にあたるので、沖縄ではシンポジウムが複数開催され、関連企画も新聞紙面や雑誌などで展開されている。
その中の一つ雑誌『うるまネシア』第10号のコピー(部分)が、友人の真栄平房昭氏(神戸女学院大学教授)から届きました。
3月に鹿児島に出向いたが、「薩摩侵略から400年」などということは、向こうでは話題にすらならず、その温度差をおもしろいと感じたものです。
今年の初めごろに、1946年福岡で親泊政博らによって創刊された情報誌『沖縄新民報』をめくっていて、面白い記事を確認したので、歴史研究者の真栄平氏に提供した。
その記事を資料に、氏ならではの切り口で書かれた論考「琉球館の亡霊ー「戦争の記憶」をめぐってー」を『うるまネシア』に寄稿されので、丁寧にも記事のコピーをいち早く送ってくださった。
その記事は、昭和22(1946)年10月5日付の紙面で「鹿児島の琉球館」に関する記事は、「琉球館秘話 首なし白骨 地下から廿七体発掘。謎の人物、比嘉筑登之」の見出しで近代そして戦後の鹿児島の琉球館跡地にまつわる出来事を告げるものだった。
真栄平氏は。戦後間もないこの時期の記事を「戦争の記憶」をキーワードに、薩摩侵入以後の歴史的資料を使い、その後の人々の心性を分析している。
興味深い論考になっている。
紹介まで…。
この記事を確認したのが2009年ということも、単なる偶然だけれど…感慨深い。
沖縄の美術家・ビデオアート作家の山城知佳子さんの話を、あれこれとしていた数日後、K先生から沖縄の写真雑誌『LP』第7号(発行:photogenic person's peace タイラジュン代表、編集:松本太郎 仲宗根香織 2009年6月6日発行)が届きました。
山城知佳子特集号で72Pでボリュームある特集。
内容も座談会「イメージの連鎖 物語の力と反物語」(首里フジコ、新城郁夫、宮城潤、山城知佳子、砂川敦志、仲宗根香織)
沖縄に生れ、地元の県立芸大に学び、地元で活動を続ける山城の関連の深い人々が寄稿している。田中睦治「山城知佳子が山城知佳子になるまでにーその1」、喜名えりか、宮城潤、小林純子「沖縄の内面を穿つ力ー『オキナワTOURIST-I like Okinawa Sweet』」、新城和博、根間智子、濱治佳、仲田晃子、鈴木勝雄「見つめるのでもなく、対峙するのでもなくーある水辺の物語」、渡辺真也、屋嘉比収「山城の作品は私たちの身体を通ったか?」…。
そして家族での座談会などなど…。
いろんな視点で山城を取り上げており、面白い。
また、芸大関係者の若手研究者(沖縄写真史).・友寄寛子が「比嘉康雄と東松照明の二人展」について、大畑光範が「アトミックサンシャインの中へin沖縄ー日本国平和憲法第9条したにおける戦後美術」について短い論評を寄せている。
沖縄でもそろそろ、美術批評の成熟する気運が生まれたかと…うれしくなる。
沖縄民俗学会6月例会のお知らせです。
発表者は、長年沖縄国際大学で教鞭をとっていらっしゃった小熊先生。この4月から神奈川大学に移られました。沖縄民俗学会が得意としてきた親族論、社会人類学からのお話です。
日 時:2009年6月20日(土)午後 4時~
会 場:沖縄県立芸術大学一般教育棟教養103教室
(那覇市首里当蔵町1-4)
題 目:トートーメーは、誰が継いできたかー門中とヤーの継承ー
発表者:小熊 誠 氏(神奈川大学教授)
参加費:会員=無料、非会員=資料代200円
問い合わせ先:
〒903‐0213 沖縄県中頭郡西原町千原1番地
琉球大学法文学部 人間科学科
稲村務研究室内 沖縄民俗学会事務局
Tel・Fax: 098-895-8190
先日告知した宮古上布の展示会に出向きました。
会場のホテル「ザ・ナハテラス」の会場に500点の宮古上布(古い布から新作の作品)が、圧倒的な数で展示されており、入口で立ちすくみ、…心の準備をしてから、布達と向き合いました。
このコレクションは大阪の会社「Miyako-Shinei」さんのもの、代表は40代前半のご夫婦で…。「Miyako-Shinei」のHPをご覧ください。
よくぞここまで上布を集めていただいたと…そのエネルギーにまずは感服しました。そして、一同に展示してくれたことを驚いたものの、感謝です。
明治から織られた古い上布を、砧打ちを施して…苧麻の美しさ、宮古上布の軽やかさ、織りての女性たちの技が…素晴らしい。一反が200g代から400gと…軽い古い布を見ていると、細かな作業を黙々とする女性達の歴史が、その布に凝縮されているのたど…感慨深く見入ってしまった。
開催期間が3日間でもったいない。でもいろんな事情でしかたない。
こうして集まった500点はすべて販売されていく布達…。今後、いや10年後、これだけの宮古上布が一同に揃うかといえば、可能性は薄いと思う。
本来ならば地元の行政や博物館や沖縄側で、年代ものの伝統工芸の作品を収集する動きがあってもいいと思うのだが…。なかなかそういう方向にはいっていない現状…。
個人的には収集したい気持ちもあるけれど…宮古上布は高額なので…手が出ない…。それが芸術品なのだとわかりつつも…
宮古島の織り物技術は、技術だけが島に残り…作品はいずこへ…。
同時開催されている豊島貞夫氏の写真展「風の島・宮古ー魂の原郷」も数少ない写真だか素晴らしい。
豊島貞夫氏は宮古島(旧)上野村の出身。学校の先生の傍ら、人々の日常の写真を多く残している方。いい写真を撮る方で、私は上野村役場が発行した『うえの』?写真集で、その写真にふれ、写真提供者の名前を覚えていました。
やはり豊島氏の写真を見た「Miyako-Shinei」のオーナーが、わざわざ訪ねて行って共同開催になったようです。
いい展示会でした。
那覇市おもろまちのホテル:ザ・ナハテラス3階で宮古上布の展示会が開催されます。
先日紹介した宮古島市博物館20周年企画展の「宮古上布展」に展示されたアンティークの宮古上布150点と、新作の宮古上布作品総勢500点以上の作品が展示されます。
近代から戦後に織られた古い宮古上布に、砧打ちを施し、上布の美しさを甦らせたのは、重要無形文化財砧打継承者・砂川猛氏の技。
古い宮古上布と新作がこれほど一緒に展示される機会は少ない。期間も短いのでぜひご覧ください。
同時開催は、豊島貞夫写真展「風の島・宮古ー魂の源郷ー」です。
*開催日時:2009年6月9日~11日(木)
*開催時間:午前10時~午後8時
*会 場:ザ・ナハテラス3階展示会場「adann(あだん)」
*入場無料
*問い合わせ:Pano舞(TEL:098-995-8090)
沖縄最初の挿絵画家として、日本画家として戦前・戦後活躍した金城安太郎(1911~1999)の作品と、日本の大正から昭和初期にかけて挿絵画家として有名な高畠華宵(1888~1966)の展示会が開催されています。
金城安太郎作品は、1995年?の個展以来の特集展示会。生前の金城氏を懐かしみつつ先日観ました。沖縄の風俗や歴史などの知識と経験からうみだされる日本がや新聞小説、雑誌などの挿絵は、独特の世界を展開しています。
また、あまりにも有名な高畠華宵の作品は、「この絵見たことある!」という声もでそうな、はかなげでやるせない女性画や中世的な美少年・少女画などで…人気を博した画家。
*期間:2009年5月28日~6月28日(月曜休館)
*会場:沖縄県立博物館・美術館
*観覧料:一般800円、高校・大学生500円、小・中学生300円
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