展示会「国宝 沖縄・琉球王国の美」
涼しくなり過しやすくなった季節。日本各地で<芸術の秋>らしい興味深い展示会が開催されています。
その中で、沖縄関係の展示会を紹介
現在兵庫県立歴史博物館で、沖縄関係の展示会が開催されています。関西地区の皆様ぜひご覧ください。
特に国宝に指定され県内でも見る機会が減った、王家関係資料(那覇市所蔵)も多く展示されています。
*展示会:「国宝 沖縄・琉球王国の美」
*期間:平成21年10月10日(土)~12月6日(日)
*会場:兵庫県立歴史博物館
*企画者側の兵庫県立博物館は展示について
「15世紀の末に成立した琉球王国は、中国・日本・朝鮮から東南アジアまでを含む、幅広い貿易によって発展をとげました。アジア世界に開かれた琉球では、独自の文化が形成され、17~18世紀にかけてば美術工芸の振興に力が注がれて、琉球王朝の華とも呼ばれる漆器や焼物などの工芸品をはじめ、絵画や書、紅型(びんがた)や織物など、幅広い文化が花開きました。
この展覧会では、沖縄県立博物館と那覇市歴史博物館の全面協力を得て、近世琉球王朝が生んだ至宝の数々を一同に展示します。沖縄唯一の国宝、琉球王、尚(しょう)家に伝わる王の装束や調度類も、兵庫県初公開。
1972年に兵庫県と提携した友愛県沖縄の、すばらしい伝統文化をお楽しみ下さい。会期中、伝統芸能などのイベントも予定しています。」
と紹介しています。
詳しいことはHPでご確認ください。
http://www.hyogo-c.ed.jp/~rekihaku-bo/official/exhibition-sp2.html
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