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2009年

2010年3月30日 (火)

2009年日本民具学会 IN 京都

20091203100_3    12月5,6日の両日、日本民具学会が京都造形大学で開催されたので参加した。
まだ紅葉も楽しめる(終わりかけ)時期ということもあり、スケジュールに余裕をもって愛宕山周辺(良質の砥石の産地でもある)まで出向いた。天竜寺なども訪れ周囲の竹林も散策。20091203_100_2 記念に竹紙の土産を求めた。 20091203_2

また、三条周辺の筋道をこまかに歩いて探索したり、紙や刃物、錫関係の昔からのお店に出向いたり…。棕櫚の民具をあつかう内藤商店には、滞在期間中毎日顔を出した。

記念にまとめた文章は、以下のとおり
 「20091206.pdf」をダウンロード

200912_100

2009年11月 4日 (水)

クロード・レヴィストロースの死去

 社会人類学者のクロード・レヴィストロースが、亡くなったというニュース。
10月30日?11月1日?。1908年11月の生まれ。100歳という高齢。
「20世紀の知性」といわれた、世界的にも影響力をもったフランスの巨人です。
 フランス民族博物館ケ・ブランリーの開館式典に、参加されているニュースに触れた際、90歳も後半のご高齢で、すごい元気なんだーと感動したものです。
 
 この10年ほど文化人類学講義で12月のクリスマス近くになると、レヴィストロースの若い頃に書かれた「火あぶりにされたサンタクロース」(『サンタクロースの秘密』翻訳:中沢新一)の文章を、紹介することが恒例です。
 90年代に来沖もされて、久高島に関する小文も残しています。
「社会人類学者のクロード・レビストロース氏が死去」のニューズは以下で
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091103STXKC047103112009.html

Photo 上記の記事をアップして、1週間ほどたったある日、本屋で渡辺公三(立命館大学教授)の『闘うレヴィ=ストロース』(平凡社新書、2009年11月13日発行)を手にした。
 あまりにもタイムリーな時期に…と思い、追悼の気持ちで読み終えました。 

2009年10月17日 (土)

金工セミナー

 9月末に京都で東アジアの金属文化研究に関するセミナーがあったので参加した。
沖縄関係の発表もあり、長年金工関係で教示いただいている久保先生の主催のセミナー(40名ほど)だったので、京都へ出向く。
金工セミナーであったが朝鮮、中国、日本、琉球の元宋代の美術品(陶磁器、絵画、漆器など)との関連での発表が中心で、興味深く学んだ。
 
内容は以下のファイル。

「09.pdf」をダウンロード

2009年6月18日 (木)

真栄平房昭「琉球館の亡霊ー「戦争の記憶」をめぐってー」

Photo_4  2009年の今年は、琉球への薩摩侵略(1609)から400年と、琉球・沖縄が日本国内にみ込まれる<琉球処分>1879年から130年目の年にあたるので、沖縄ではシンポジウムが複数開催され、関連企画も新聞紙面や雑誌などで展開されている。
  その中の一つ雑誌『うるまネシア』第10号のコピー(部分)が、友人の真栄平房昭氏(神戸女学院大学教授)から届きました。
 3月に鹿児島に出向いたが、「薩摩侵略から400年」などということは、向こうでは話題にすらならず、その温度差をおもしろいと感じたものです。
  
 今年の初めごろに、1946年福岡で親泊政博らによって創刊された情報誌『沖縄新民報』をめくっていて、面白い記事を確認したので、歴史研究者の真栄平氏に提供した。
 その記事を資料に、氏ならではの切り口で書かれた論考「琉球館の亡霊ー「戦争の記憶」をめぐってー」を『うるまネシア』に寄稿されので、丁寧にも記事のコピーをいち早く送ってくださった。
Photo_3  その記事は、昭和22(1946)年10月5日付の紙面で「鹿児島の琉球館」に関する記事は、「琉球館秘話 首なし白骨 地下から廿七体発掘。謎の人物、比嘉筑登之」の見出しで近代そして戦後の鹿児島の琉球館跡地にまつわる出来事を告げるものだった。
 真栄平氏は。戦後間もないこの時期の記事を「戦争の記憶」をキーワードに、薩摩侵入以後の歴史的資料を使い、その後の人々の心性を分析している。
 興味深い論考になっている。
 紹介まで…。

 この記事を確認したのが2009年ということも、単なる偶然だけれど…感慨深い。

2009年6月11日 (木)

『民具研究』139号記事<「沖縄の紙を考える会」活動について>

Photo_3 2008年12月8日(土)9日(日)にお茶の水大学で開催された日本民具学会で、テーマ「沖縄の紙文化のあり様」で発表した際、事務局をつとめる「沖縄の紙を考える会」の活動を少し紹介した。
 発表後会誌編集事務局から、会の活動について報告してほしいとの旨依頼を受けたので、小文を寄せた。
 日本民具学会誌『民具研究』第139号(2009年3月発行)の<ひろば>コーナーに、<「沖縄の紙を考える会」の活動について>3P。
 今回は紙面の都合で、2003年~2007年度の展示会開催の情報のみ報告しました。
 

2009年3月10日 (火)

鹿児島市中央公民館ー鹿児島民具学会会場

Photo_2  3月7日(土)午後に鹿児島民具学会で発表してきました。
 会場の鹿児島市中央公民館は国登録の文化財。
1927(昭和2)年に建築され、当時は九州一の公会堂として有名でした。
 現在でも概観は当時のまま…。
こうした近代建築遺産は、現在でも使用されていることに感激…。
 建物の中は、それなりの古さで…でも、やはり感激でした。
 鹿児島にはステキな近代建築が現役で多く残っています。鹿児島県民にとってはやはり<近代>が重要な歴史的ポイントだからでしょうか?。
 中央公民館は、美術館(近代~現代作品中心)や図書館、黎明館、公園、西郷隆盛銅像のある、かごしま文化ゾーンに在ります。

2009年3月 4日 (水)

鹿児島民具学会ー鹿児島の錫文化

 1月に沖縄民俗学会で発表した、「南九州と沖縄の錫文化」を、鹿児島民具学会で発表します。
 鹿児島での調査をかねた参加です。
 80年代後半に学生時代に過ごした鹿児島。卒業後何度か訪れていますが…。ようやく鹿児島と沖縄をつなぐ独自のテーマが見つかっての、研究発表ができることを楽しみにしています。精力的な民俗学者の恩師・下野先生に、未熟な内容でのお叱りをおおいに期待しながら…。地元研究者のご意見も伺えるかと…楽しみです。
鹿児島民具学会の3月例会は、HPでも確認できます。

*粟国恭子「鹿児島と沖縄の錫文化」
*日時:2009年3月7日(土)午後1時30分~4時30分
*場所:鹿児島市中央公民館

2009年1月28日 (水)

那覇市壺屋焼物博物館講座

2008年12月13日(土)~2009年3月15日(日)の期間、那覇市立壺屋焼物博物館で、開館10周年記念特別展「壺屋焼近代百年のあゆみ」が開催されています。
 関連行事として期間中講演会が4回企画され、担当になっています。
 *12月21日(日)午後2時~
  宮城篤正氏(沖縄県立芸術大学学長)
  「戦後”壺屋”物語 壺屋陶工の動向とやちむん会の活動」
 *1月25日(日)午後2時~
  粟国恭子氏(大学非常勤講師)
  「近代の芸術研究~比嘉朝健をめぐる人々~」

2回目講座の担当だったので、25日(日)に話てきました。沖縄民俗学会発表と連日で、風邪で体調を崩しての講座でしたが…。
 話の内容は2008年3月に書いた論文の内容中心です。琉球の陶工研究では欠かせない比嘉朝健が紹介する「琉球陶工研究」を中心に、人となりがわかっていない比嘉朝健の紹介、比嘉をめぐる末吉安恭(麦門冬)、真境名安興、山里永吉らとの関わりを話ました。
 2月以降提供されている講座は、以下の通りです。 
 *2月22日(日)午後2時~
  小林純子氏(沖縄県立芸術大学洵教授)
  「見いだされた沖縄陶器~柳宗悦と中川伊作~」
 *3月7日(土)午後4時~
  横堀聡氏(益子陶芸美術館副館長)
  「益子の濱田庄司(仮)」

南九州・沖縄の錫文化

 沖縄民俗学会1月例会(1月24日土午後4時~ 沖縄県立芸術大学 一般教育棟教養103教室)で発表しました。
 発表タイトルは「南九州・沖縄の錫文化ー技術の系譜ー」です。
 「琉球の錫」という小文を書いて10年目。沖縄の文化・工芸分野で研究者も少ない金属文化の研究発表です。
 以外と琉球・沖縄の錫文化は歴史も古く16世紀には文献に登場してきます。古くはマラッカ・中国の錫、近世期には薩摩の谷山錫山の錫を輸入し、錫文化を育みました。10年ほど金属文化に視点を当てた研究を続ける中で、今回は、近世の鉱山技術史及び薩摩・鹿児島の錫文化を絡めて、琉球・沖縄の錫文化をとらえました。
 鹿児島での調査成果発表が中心で、鹿児島でも金属文化研究は少ないので、3月には鹿児島民具学会で発表します。