日本民藝館「朝鮮陶磁」
5月2日東京駒場の日本民藝館に立ち寄る。
日本が韓国を併合して今年は、100年目にあたる。4月1日~6月27日の期間「朝鮮陶磁ー柳宗悦没後50年記念展ー」が開催されている。民藝館所蔵する朝鮮陶磁器約600点の中から今回は270点が展示されている。
柳宗悦の眼で選ばれた陶磁器は、「朝鮮固有の造形美をそこ見出し、また美の創造主としての民藝の姿を発見した」(展示パンフレットより)という。
併設展示では:日本の古陶磁、染織、諸工芸、濱田庄司作品などが展示され、染織の沖縄の織物が数点展示されていた。
また、今年は柳宗悦没後50年という。
6月9日~19日には韓国文化院ギャラリーで「柳宗悦 朝鮮とその藝術」の展示会と関連企画で6月15日韓国文化院で「柳宗悦に学ぶー日刊文化交流の礎」の講演会と座談会も企画されているという。
工芸品を販売しているコーナーで、現代工芸作家(琉球壺屋焼きも多いが)作品が並んでいる中、美しい和歌山の棕櫚箒があった。 やはり美しい箒…。
民藝関係の新しい著作など購入して帰路に着いた。
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