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2010年12月

2010年12月21日 (火)

第31回沖縄タイムス出版文化賞 表彰・祝賀会

Photo  第31回沖縄タイムス出版文化賞が決定しました。
<正賞>には 屋嘉比収著『<近代沖縄>の知識人島袋全発の軌跡』(吉川弘文館)
同じく<正賞>玉城政美著『琉球歌謡論』(砂子屋書房)
<特別賞>には琉球・沖縄芸能史年表作成研究会編『琉球・沖縄芸能史年表(古琉球~近代篇)』(国立劇場おきなわ運営財団)

いずれの著作も知人が携わっていたので、2010年のしめくくりにふさわしいとても嬉しいニュースになりました。中での屋嘉比氏の著作は書評も担当したため、心から喜びが…。生前に報告できたらと思いつつも…よっかったと思います。

12月21日火曜日那覇市のパシフィックホテル沖縄で表彰式と祝賀会が行なわれました。
 今年の正賞二点は、いずれも著者が故人であるためご家族へ表彰が贈呈されました。故人の友人達も多く出席していて…会場は盛況でした。
正賞の玉城先生の著作は、琉大のお弟子さんたちが中心になって残された原稿の編集作業がなされています。きっと学問と師の志は若い彼女たちに受け継がれていることでしょう。

<特別賞>は1290PのA4版の沖縄芸能関係情報が満載のボリュームが圧巻。5年をかけた編集作業にあたった沖縄県立芸術大学附属研究所の波照間教授や田場由美雄さんと、他の共同研究員や博士課程の学生、琉大琉球文学・芸能研究者の若手グループでの作業。とてもいい仕事です。この著作が刊行されたことで琉球・沖縄芸能研究が深く広く進むに違いない。発行部数が少ない(200冊?)ことが、とてももったいない。

 心に残る今年のニュースになりました。
 

2010年12月20日 (月)

来年の時間・手帳「かりゆし手帳」に決定

Photo_2  11月末ごろから沖縄の本屋さんでは、来年の手帳・ノートコーナーが出来る。地元ならでは手帳も5種類以上?ある。サイズもポケット版からノートタイプまで…。
以前、県民文化を比較するバラエティー番組に沖縄の人たちが圧倒的に県産のこれらの手帳を利用することが珍しいと紹介されていた。
 21世紀に入ろうが、表面的には都市化が進みグローバルな文化が闊歩しているように見えても…やはり…沖縄の時間は旧暦や年中行事などなどの沖縄情報が生活に息づいているので県産の手帳に圧倒的人気が集まる。

 手帳コーナーで吟味し、紅型絵柄の美しい「かりゆし手帳」を来年の手帳として決定。紅型デザインは、たいらみちこ(紅型染工房ぶながやみち)さんの作品.
この「かりゆし手帳」カバーがリバーシブルになっていて裏面は沖縄県立芸術大学4年生の大城愛香さんデザインの「那覇ハーリー」。

来る年が楽しい時間だといいですね。

「大濱信光全詩集」との出会い

2009年12月19日(日)午後3時~6時に開催された沖縄・八重山文化研究会、宮古の自然と文化を考える会、沖縄で奄美を考える会 合同例会に参加しました。会場は沖縄県立芸術大学附属研究所。発表者は以下の通り
Photo ●沖縄で奄美を考える会
 照屋理(沖縄県立芸大大学院博士課程)「奄美の神と神名について」
●宮古の自然と文化を考える会
平良勝保(歴史研究家)「宮古からみた、台湾遭害事件」
●沖縄・八重山文化研究会
大石直樹(詩人)「大濱信光の詩と風景」

その中でも、「大濱信光の詩と風景」で発表された大石氏は詩人でもあり編集者でもある。2010年3月に刊行された『大濱信光全詩集』の編集を手がけた。(詩集の発行者は信光氏のご長男和男氏、沖縄自分史センター・大石氏が編集)
文学に詳しくないためか、八重山出身の詩人・大濱信光のひととなりにふれたのははじめてであった。紹介された詩に引かれて詩集を開いた。ステキな出会いだ…沖縄の詩人では水納あきら、伊波冬子の作品と出合った時と同様の感覚…会場には長男の和男氏、解説「大浜信光の生きた時代とその背景」を書かれた三木健氏(沖縄・八重山文化研究会会長)など刊行にかかわった方々がその詩・人となりを語ってくれました。
宮良長抱作曲の「嘆きの海」「泊り舟」「の作詞がで有名で、大正ロマン・抒情詩人のイメージ、そして沖縄に近代詩の確立を目指し活動した詩人だそう。信光の作品郡とその他に詩人・砂川哲雄「大濱信光の詩の魅力と沖縄・八重山の近代詩史における位置」、大濱和男「あとがき」も収録されている。
 詩集を開くととてもいい…。文学を深く知っているわけではないので恥ずかしいが、好きな詩はそれぞれだと思うが、人気の高い「何も拭くものは無い」「飛魚」もいいが、個人的には「忘れもの」「五つゝの珠」「女と鐘」など言葉の向こう側に深みと奥行きを感じる作品も琴線に触れた気がした。
 懇親会では、年齢を重ねた大先輩の方々の洒脱さ豊かさあふれる挨拶の言葉に、心が揺れた。残り少ない今年の暮れにいい時間といい出会いがあり嬉しくなった。

2010年12月15日 (水)

Photo
 沖縄県立博物館・美術館で「アイヌー美を求める心」の展示会が開催されています。
日本の中では、北に暮らすアイヌの文化はマイノリティー(少数派)になる。沖縄でその文化に触れることは、近代以降日本に組み込まれた互いのエリアにとっても意味がある。
Photo_2 12月14日にはパレット市民劇場で「アイヌ文化フェスティバル」も開催されます。

2010年12月 7日 (火)

宮古郷土史研究会12月例会

 宮古郷土史研究会12月例会で発表します。
テーマは「近代殖産興業政策と宮古上布」、この夏頃から関連の資料に目を通す作業が続いており、わかった部分を地元への資料提供もかねて話します。
 近代殖産政策としての苧麻栽培のあり様、台湾との関わり、上布生産のあり様、万国博覧会、国内博覧会、共進会などへの出品資料などから見えてくる近代の宮古関係の資料紹介です。発表レジュメは、「宮古郷土史研究会会報N0181」に掲載。原稿は『宮古郷土研究』に掲載予定。
 
*テーマ:「近代殖産興業政策と宮古上布」
*発表者:粟国恭子
*期 日:2010年12月11日(土)午後3時から
*場 所:宮古島市立平良図書館北分館2階

2010年12月 5日 (日)

琉球・沖縄の貴重資料の展示会

Photo_3  琉球大学附属図書館、沖縄県立図書館、沖縄県立博物館・美術館三館合同企画展「宝庫からのメッセージー琉球・沖縄の貴重資料」展のお知らせ。

*2010年11月30日~12月12日 午前9時~午後6時 金・土は午後8時まで *月曜日休館

*会 場:沖縄県立博物館・美術館 県民ギャラリー
*入場料:無 料

各館が所蔵する貴重資料が合同に展示される機会は少ない。パネル・写真資料も充実した展示になっています。Photo_4
 入場無料の上にさらに嬉しいのは、38Pもある展示資料と解説が丁寧に編集されたパンフレット冊子もいただけることです。部数に限りがあるかもしれません。
 歴史資料・絵画史料 など歴史資料に関心のある方はぜひごらんください。

NHK「歴史は眠らない 沖縄・日本400年」ようやく放映

Photo_2  本来ならば7月に放映予定だったNHK教育テレビの講座番組「歴史は眠らないー沖縄・日本400年」がようやく放送されます。
 噂では10月頃に放送予定ーだったけれど、「せっかく買ったテキストどうするのよ」と思っていたら、本当にようやく放送予定だそうです。

第1回 11月30日(火)「琉球」と「日本」の激突
     再放送12月 7日(火)午前5:35~
第2回 12月 7日(火) 琉球王国から沖縄県へ
     再放送12月14日(火)午前5:35~
第3回 12月14日(火)近代沖縄の苦悩と挫折
     再放送12月21日(火)午前5:35~
第4回 12月21日(火)「沖縄返還」への道
     再放送12月28日(火)午前5:35~

今年の政治状況に呆れたり憤ったりしたことを回想しながら、師走を過しましょう。
 沢山の人が観てくれることを期待したいです。

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