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2011年6月

2011年6月30日 (木)

「ウイリアム・モリス」展 in 浦添

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 浦添市美術館で「ウイリアム・モリスーステンドグラス・テキスタイル・壁紙ー」展が開催されています。
 「19世紀の英国で傑出した芸術家・思想家・活動家の一人であったウイリアム・モリス。今日でも、モリスのデザインしたテキスタイルや壁紙は愛され、生活の中に生き続けています。」(チラシより)
 
 *期間:2011年6月10日(金)-7月24日(日)
 *開館時間:午前9時30分~午後5時 金曜日は午後7時まで
 *休館日:毎週月曜日(海の日7月18日は開館)
 *観覧料:一般800円、大学600円、高校生以下無料

 <講演会>「モリスと中世・ルネサンスの美術」
        *講師:尾形希和子(沖縄県立芸術大学教授)
        *期日:2011年7月3日(日)午後2時より
        *会場:浦添市てだこホール市民交流室
        *受講料:無料

Photo_3  会期中の7月には体験教室などの企画もあるようです。問合せは浦添市美術館へ

 
  

2011年6月13日 (月)

生誕100年記念展「岡本太郎と沖縄」

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 沖縄県立博物館・美術館で開催されている<生誕100年記念展「岡本太郎と沖縄」>に週末出向いた。
 その抜群の知名度と生誕100年記念のメディア特集で取り上げられる機会も多いせいか会場は、多くの観客が来場し作品に向き合っていた。
 今回の展覧会は、岡本が始めて沖縄を訪れた1959年前後の芸術活動に焦点を当て、沖縄の写真を中心に、絵画、立体、版画、ドローイングなどの作品で構成されている。民俗学や民族学にも造形深い作家がこだわるこの時期の作品群には<縄文>であったり<沖縄>であったり根源性への強烈な志向がある。
 創作されてから半世紀がたつその世界にふれると「わかりやすり枠組み」として立ち上がる。その辺も楽しめる展覧会でもある。Photo_2
 40代後半から50代の決して若い作家ともいえない当時の岡本がとらえた数多くの沖縄(久高、首里、石垣、宮古など)の写真も興味深い。これら多くの作品と向き合う時、従来持っていた自身のとらえ方とは異なる印象に触れることがある。「芸術は爆発だ!」のコピー、対外へのパフォーマンスで「情熱や激しさ」の印象で一般の認知度(イメージといってもいい)が高い作家であるが、以外にも「大変理性的に構図や線を求める」クールな岡本の世界を感じ、作家の印象が大きく変わった。
 「自由なおおらかさ」と共に、誤解を恐れなければ<几帳面で混沌・破綻?からほど遠い>理性的な雰囲気を感じてしまうのである。そのような印象に驚きすら覚えた。この印象は写真だけではなく、縄文モチーフの立体作品群にも同様な印象を感じることが出来た。1980年代にはより洗練されたバランスをもつ作品としてあらわれる(縄文的な印象の「踊り」など)。
 こうした彼の理性の側面は、根源性へ魅了されるのであろう。沖縄の御嶽に「何もないこと」力を見出し(<眩暈>の表現で)、島や縄文世界に<恋>するのかもしれない。
 また岡本と交流のあった沖縄地元作家・大城皓也の当時の作品もいい。
 なかなか新鮮な驚きも楽しめた展覧会であった。
 開催期間は、2011年6月26日(日)まで。

2011年6月 4日 (土)

論文「琉球切手に見る沖縄文化表象ー描かれた沖縄・首里城ー」

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 『首里城研究No.13』(首里城研究会編、首里城公園友の会、2011年3月)に、論文「琉球切手に見る沖縄文化表象ー描かれた沖縄・首里城ー」を寄稿しました。
 戦後アメリカ統治下の沖縄で発行される琉球切手(257種)を、沖縄の文化認識とからめて、「誰が誰(何を)何のために描き代弁(代表)するのか、そして、その表現した側と表現された側(もの)、さらに読む(観る)消費する側の関係性へのあり様はどのようなものか」という文化表象論の視点からまとめた論考である。
 沖縄の戦後文化現象の考察を今後展開するにあたってのきっかけになればと思っている。
<構成>は
 はじめに
 1、琉球切手について
 2、琉球切手の文化認識ー<琉球表象>をめぐってー
  (1)表象としての<琉球>
  (2)戦前から繋がれた文化認識ー歴史・民俗文化と表象ー
 3、琉球切手と<首里城>と<琉球大学>
 おわりに

 同じ号には勝連晶子氏の「近世琉球における医療活動の諸相<序説>-医官・医役の活動を中心にー」という近世医療関係の資料データーベースの充実した長編論文が収録。
 また、1994年5月から始まった首里城研究会も101回を数えるが、101回の発表内容リストも掲載されている。ちなみに私はそのうちの11回を金属関連テーマに発表した。
『首里城研究』バックナンバーは、首里城公園内の売店(無料エリア)で販売されています。

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