AKAMINE MANABU × 赤嶺学 展
陶芸家の赤嶺学の個展が2012年12月1日(木)~11日(日)まで、那覇市壺屋の陶・よかりよで開催されました。
沖縄の作家ではめずらしく、白磁の作品を作る作家さんです。白磁といっても一般的な白磁のイメージとは違って艶を極力さけているようだ。今回は白の器(皿・カップ・片口など)が多く出品されていた。単なる白ではなく、木片や錆を装飾として使用し個性を出してくる。
記念に、渋めの釉薬を使った片口を購入。それは赤嶺が、今回の個展で<一押し>のシリーズではないのかもしれないが、そして作家自身がまだ意識化しているか定かではないか、一番色気のある作品群。よかりよのオーナーに聞くと売れ行きがいいのだという。
同期間中に壷屋焼物博物館では、「アカミネ サイクル」の造形作品が展示されていた。それは豊かな感性があふれる展示であった。
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