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2012年3月18日 (日)

吉本隆明と沖縄 享年86歳

 吉本隆明氏が86歳でなくなりました。1924(大正13)年、東京・月島生れ。文学、社会、政治からテレビ、料理、ネコの世話まであらゆる事象を扱う<思想界の巨人><知のカリスマ>と呼ばれました。
Photo  個人的には、80年代後半に学生をしていた頃ちょっと前の『共同幻想論』や浅田彰・中沢新一とその頃の流行っていた<知>の枠組みとして理解していた人…またファッション雑誌『アンアン』にモデルで登場し、波紋を投げかけていた記憶が一番リアルである。その後、1988年に沖縄タイムスホールでのシンポジウム「吉本隆明を聴く」で来沖し沖縄でも話題になった(2012年3月17日のタイムス紙面紹介されている)。そのときの内容は『琉球弧の喚起力と南島論』(シンポジウムタイトル)として後日刊行されているのを、当時通っていた県外大学の書店で開いたりした。
 その後購入した梅原猛・中沢新一らとの対談集『日本人は思想したか』が本棚にあり、古層論の資料として読んだ。

 だから60年代、70年代の吉本には少し疎い。詩作もじっくり読んだことは無い。
 Photo_3 沖縄の復帰闘争「祖国への復帰」を掲げたスローガンに関しても苦言をていしたようで「行くも地獄だ、帰るも地獄だ」と発言していたようだ(3月17日琉球新報<金口木舌>)
 今年は復帰40年ということもあり60年代70年代に書かれた本に目を通すことが多くなった時間に、その死が伝えられた。
 私達がいま立つこの時間・この社会は<地獄>だろうか。

 
主な著書に『吉本隆明全詩集』『共同幻想論』『ハイ・イメージ論』『なぜ、猫とつきあうのか』『日本人は思想したか』『親鸞』『超「戦争論」』『超恋愛論』『日本語のゆくえ』など。

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