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2012年5月

2012年5月29日 (火)

写真展「土門拳の昭和と沖縄」in沖縄

2012
沖縄県立博物館・美術館で、戦後写真リアリズム運動を牽引してきた写真家・土門拳の展示会が開催されている。
*展覧会:「土門拳の昭和と沖縄」
*期 間:2012年5月15日~6月24日(日)9:00~18:00

 土門拳は文化人の肖像写真、子ども達(江東の子ども)、ヒロシマ、闘争場面など社会問題の野心、仏像、美術品など多くの分野でその才能を発揮した。昭和15年には、民藝運動の柳宗悦や濱田庄司、棟方志功らとともに来沖、写真を撮っている。
 観覧者もこうした豊かな世界を研ぎ澄まされた感覚・技術で撮影された作品で感じることであろう。
 こうした多面的な写真作品を残した土門の世界は、展覧会のチラシが6種類作成されている(土門セルフポート、志賀直哉、仏像、沖縄の市場風景など)、上記は江東のこどもたちが活き活きと遊ぶ風景である。
 是非、6種類のチラシの様々な土門の世界も楽しんで集めてみてはいかがでしょう。

 

2012年5月25日 (金)

ニコライ・ネフスキーの沖縄・宮古研究

沖縄民俗学会5月の例会のお知らせ。
 近代に沖縄・宮古を訪れたロシアのニコライ・ネフスキーについての発表です。 

*日 時: 2012年5月26日(土) 午後4時~午後6時まで
*会 場 沖縄県立芸術大学一般教養棟103教室
       那覇市首里当蔵1-4
*発表題目:「ニコライ・ネフスキーの沖縄・宮古に関する民俗学的研究」
*発表者:エフゲーニー・S・バクシェエフ氏(ロシア連邦文化省国立ロシア文化研究所に『』文化研究センター長、沖縄国際大学総合文化学部研究員)

*参加費  会員=無料 非会員=資料代200円
*懇親会  居酒屋守礼
*問い合わせ先:沖縄民俗学会事務局
 〒903‐0213 沖縄県中頭郡西原町千原1番地
 琉球大学法文学部 人間科学科
 稲村務研究室内 沖縄民俗学会事務局
 Tel・Fax: 098-895-8190
 URL:     http://www.cc.u-ryukyu.ac.jp/~tinamura/index2.htm
 E-mail:  ok-minzoku@hotmail.co.jp

2012年5月24日 (木)

書評 宮本常一『私の日本地図8沖縄』 

 2012年は、沖縄が日本に復帰して40年目にあたり様々なイベントが開催されている。
出版業界でも、そのテーマでの書籍が多く刊行されている。
その中で、1969年に沖縄を訪れた民俗学者・宮本常一の著作『私の日本地図8沖縄』の復刻版も刊行された。書評を『琉球新報』に掲載(2012年5月20日(日))。
Photo_2   宮本常一は、著作集も学生の頃から手元においている。
昨年(2011年)は、没後30年ということで日本民具学会が、宮本常一の故郷・山口県周防大島で開催され、沖縄側からは、上記著作に解説文を書かれた民俗学者・上江洲均先生と参加してきた。
 復帰前と復帰直後に沖縄を訪れた宮本の視点はなかなか興味深い。
紙面の都合で紹介できなかったが、復刻版の編集担当をしているのは、民俗学者の香月洋一郎先生である。
 写真は、宮本常一と渋沢敬三の評伝「旅する巨人」佐野眞一著の表紙である。書評記事にも書いただが、渋沢も戦後沖縄と関わった人物である。

 『琉球新報』に掲載された書評記事の内容はこちら↓
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-191401-storytopic-6.html

沖縄学講座「王家の文化を伝えるー尚順と松山御殿の人々ー」

 2012年5月16日(水)に、沖縄県立芸術大学附属研究所提供の沖縄学講座「沖縄文化の”美”の発見者たち」シリーズの第5回で「王家の文化を伝えるー尚順と松山御殿の人々ー」を担当しました。
03  復帰40年記念5月15日の翌日。
 最後の国王の三男(四男であるが次男が2歳でなくなったため三男で呼ばれる)の尚順と松山御殿に関する情報は、本家の中城御殿よりも刊行された資料も多い。それは尚順が、近代を代表する実業家であり、琉球新報の創設者であり貴族院議員でもあり、有名な骨董好きの趣味人であるという、その個性ゆえに記事資料も多く存在するからなのであろう。このテーマは、附属研究所からの依頼内容であった。講座シリーズのタイトルから、今回は尚順の芸術観を紹介した。食文化、首里士族・王族ならではの教養の世界、そして個人の骨董趣味の世界…。近代の文人・富岡鉄斎の絵画も集めていたようで、その他陶器や漢詩・俳句・琉歌、書の世界の硯や墨などの含蓄も深い。その中でも食通としての様子が関係者からは多く記録が残されている。
 今回の資料では、芸能に関する尚順・松山御殿資料を紹介することができなかった。
 沖縄学講座シリーズは14回まで内容はこちら↓
 http://okinawabunkakougei.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/2012-280c.html

2012年5月22日 (火)

「紅型ー王朝文化のいろとかたちー」紅型名品が一同に

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 沖縄県立博物館・美術館で沖縄の染織文化の展示会「紅型ー琉球王朝のいろとかたちー」が開催されている。
 染織関係者の間でも話題の展覧会で、紅型資料の中でも「いいもの」ぞろいの展示になっている。紅型のデザインや色調、技の細かさ、そして苧麻・木綿・絹で織られた布もまた極上の美しさである。那覇市歴史博物館所蔵の国宝から、東京国立博物館、民藝館、芹沢圭介資料館、東京女子美術大学所蔵の紅型や、初お披露目の松屋呉服屋のコレクションも今回展示されている。
 担当学芸員が「あとしばらくはこのような大型の紅型展はないでしょう」と語るほど、名品が100点の紅型作品である。チラシには<戦後初の大公開>とのコピーが…。
 この機会に是非ご覧ください。
 2012年5月27日(日)まで

写真展「復帰40年の軌跡」in浦添市美術館

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 精力的に作品展示をおこなう比嘉豊光と報道カメラマンの山城博明氏の写真展が、浦添市美術館で開催されている。2012年5月12日まで(入場無料)。
 「復帰40年の軌跡」は写真展だけではなく、「復帰」をキーワードにシンポジウム企画も充実している。復帰40年目の今年を強く意識した内容になっている。

2012年5月17日 (木)

復帰40年 在京宮古・沖縄県人会の復帰運動 

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2012年は沖縄が日本に復帰した1972年から40年目にあたり、いろいろな催し物が目白押しである。
 その中で40年前に刊行された一冊の著作と出会った。
 人々が語る当時の記憶、当時の復帰運動記録の見直しも今年は進むに違いない。
洲鎌恵仁著・発行『故郷とわたしー沖縄出身者の行動と記録ー』東京・南西出版社、1972年4月に刊行されたこの著作は、宮古島城辺出身で東京で宮古郷友会・宮古学生会の活動と連携していく沖縄県人会の活動を通して、復帰運動と関わった<沖縄復帰運動史>の記録である。特に著者が暮らす世田谷区での沖縄県人会において詳しく語られている。
 復帰の年に東京で活動した当事者が自費出版の形で記録を残した。宮古の現代史資料としても価値がある。
 沖縄の復帰運動史は、従来取り上げられる機会も多いが、宮古出身者達が東京でどのような活動をしたのかをまとめた資料は少ないなか、運動の中心にいた著者によってまとめられたこの著作は貴重である。出版帯に屋良朝苗、内表紙に東京・沖縄県人会会長の神山政良が言葉を寄せている。
 自費出版の本ということもあり、現代史・復帰研究でもあまり参考文献として扱われることは少ないが重要な記録である。沖縄地元だけではなく、県外に暮らす沖縄人・宮古・八重山人達の<復帰運動>とはどの様なものであったのかといった視点も重要だと再確認する、 復帰40年に心に留めたい一冊である。 

2012年5月 4日 (金)

孤高の画家・田中一村展 6日まで

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 沖縄県立博物館・美術館で奄美の自然を多く描いた「田中一村展」が開催されている。
亡くなってからの評価が高くなった孤高の画家である。
 田中一村の絵を初めてみたのは、学生の頃(1980年代後半)に奄美・笠利の小さな博物館だった。何度観ても新しい発見がある。
 湿度の高い奄美の自然が、その地の民俗伝承の寓話性もまとった形で、日本画で描かれる。ビロウやソテツやクワズイモやオオタニワタリ、ヘゴの木や、好きだった鳥類や蝶が描かれることが多い。それに比べて人物を中心に作品を描くことはない。
2012年5月6日まで

 

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