写真展「土門拳の昭和と沖縄」in沖縄
沖縄県立博物館・美術館で、戦後写真リアリズム運動を牽引してきた写真家・土門拳の展示会が開催されている。
*展覧会:「土門拳の昭和と沖縄」
*期 間:2012年5月15日~6月24日(日)9:00~18:00
土門拳は文化人の肖像写真、子ども達(江東の子ども)、ヒロシマ、闘争場面など社会問題の野心、仏像、美術品など多くの分野でその才能を発揮した。昭和15年には、民藝運動の柳宗悦や濱田庄司、棟方志功らとともに来沖、写真を撮っている。
観覧者もこうした豊かな世界を研ぎ澄まされた感覚・技術で撮影された作品で感じることであろう。
こうした多面的な写真作品を残した土門の世界は、展覧会のチラシが6種類作成されている(土門セルフポート、志賀直哉、仏像、沖縄の市場風景など)、上記は江東のこどもたちが活き活きと遊ぶ風景である。
是非、6種類のチラシの様々な土門の世界も楽しんで集めてみてはいかがでしょう。
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