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2012年5月17日 (木)

復帰40年 在京宮古・沖縄県人会の復帰運動 

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2012年は沖縄が日本に復帰した1972年から40年目にあたり、いろいろな催し物が目白押しである。
 その中で40年前に刊行された一冊の著作と出会った。
 人々が語る当時の記憶、当時の復帰運動記録の見直しも今年は進むに違いない。
洲鎌恵仁著・発行『故郷とわたしー沖縄出身者の行動と記録ー』東京・南西出版社、1972年4月に刊行されたこの著作は、宮古島城辺出身で東京で宮古郷友会・宮古学生会の活動と連携していく沖縄県人会の活動を通して、復帰運動と関わった<沖縄復帰運動史>の記録である。特に著者が暮らす世田谷区での沖縄県人会において詳しく語られている。
 復帰の年に東京で活動した当事者が自費出版の形で記録を残した。宮古の現代史資料としても価値がある。
 沖縄の復帰運動史は、従来取り上げられる機会も多いが、宮古出身者達が東京でどのような活動をしたのかをまとめた資料は少ないなか、運動の中心にいた著者によってまとめられたこの著作は貴重である。出版帯に屋良朝苗、内表紙に東京・沖縄県人会会長の神山政良が言葉を寄せている。
 自費出版の本ということもあり、現代史・復帰研究でもあまり参考文献として扱われることは少ないが重要な記録である。沖縄地元だけではなく、県外に暮らす沖縄人・宮古・八重山人達の<復帰運動>とはどの様なものであったのかといった視点も重要だと再確認する、 復帰40年に心に留めたい一冊である。 

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