沖縄学講座「末吉安恭(麦門冬)」 担当
2012年6月6日(水)に、沖縄県立芸術大学附属研究所提供の沖縄学講座「沖縄文化の”美”の発見者たち」シリーズの第8回で「沖縄文化の個性を求めて② 末吉安恭(麦門冬)」を担当しました。
末吉安恭(麦門冬)は、明治大正の沖縄文化(俳句短歌、文学、芸能、民俗学、歴史、美術)の幅広い分野で、伊波普猷、真境名安興と共に当時の「琉球文化史の三羽烏」といわれた人物で、生涯新聞記者(ジャーナリスト)である。38歳で若い時期になくなることから、あまり光が当たっていない。
新城栄徳、伊佐眞一、仲程昌徳各氏の専攻研究がある中で1993年ごろから資料を集めたり、原稿で発表したりしている。安恭の著作集の1冊も出せていないことはl、研究者として多いに反省する。
民俗学からみれば、折口信夫、南方熊楠との交流、大正期の郷土研究などの活動が重要である。
伊波普猷との関わり、尚順が安恭を詠んだ歌など紹介しながら近代の沖縄文化に向き合った当時の人間関係なども話た。下の尚順が詠んだ歌である。
数奇閲歴麦門冬
俳句和歌一代宗
萬巻遺書塡巨館
猶留眼底半酣容
沖縄学講座シリーズは14回まで内容はこちら↓
http://okinawabunkakougei.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/2012-280c.html
« 展示会「土門拳の昭和と沖縄」関連「土門拳の目」原稿 | トップページ | 論稿「1880年代の近代沖縄と石澤兵吾」 »
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 講座「工芸の美意識」担当 (芸術人類学の試み)(2014.06.28)
- 2014年3月第2回戦後沖縄研究8うコロキウム 発表「戦後沖縄における工芸復興と観光」(2014.03.16)
- 2014年6月14日の鎌倉芳太郎展関連シンポジウム「”琉球芸術”への今日的視座」(2014.06.27)
- 2014年 鎌倉芳太郎関連展示会「麗しき琉球の記憶」(2014.06.22)
- 2013年度法政大学「沖縄を考える」講座担当(2013.11.04)
「末吉安恭」カテゴリの記事
- 研究発表「沖縄民俗研究の視角を拓く-末吉安恭・南方熊楠熊楠の民俗研究・そして金城朝永へー」(2015.06.29)
- 2015年6月6日 現代俳句協会沖縄支部沖縄忌 記念講演 (2015.06.10)
- 論文「鎌倉芳太郎と写真ー琉球芸術写真の文化史ー」(2015.04.20)
- 脱清人・毛有慶(亀川盛棟)と末吉安恭・伊波普猷など(2014.12.08)
- 末吉安恭と南方熊楠、そして金城朝永(2014.12.05)
「沖縄文化研究」カテゴリの記事
- 2025年10月11日「戦後沖縄の写真文化史講座」5回のお知らせ(2025.09.29)
- 2025年7月20日「戦後沖縄の写真文化史講座」3回目のお知らせ(2025.07.03)
- 2025年5月31日「戦後沖縄の写真文化史講座」2回のお知らせ(風の記憶舎)(2025.05.10)
- 2024年回顧ー沖縄研究者の永眠①(2024.12.19)
- 特集<「平良孝七展」を再考・再審する> 雑誌『越境広場』13号(2024年4月28日発行)(2024.05.02)
「2012年」カテゴリの記事
- 沖縄民俗学会6月「<民俗写真>と沖縄・近代と戦後」発表(2012.07.01)
- 展示会「土門拳の昭和と沖縄」関連「土門拳の目」原稿(2012.06.08)
- 論稿「1880年代の近代沖縄と石澤兵吾」(2012.06.11)
- 沖縄学講座「末吉安恭(麦門冬)」 担当(2012.06.11)
- 書評 宮本常一『私の日本地図8沖縄』 (2012.05.24)
« 展示会「土門拳の昭和と沖縄」関連「土門拳の目」原稿 | トップページ | 論稿「1880年代の近代沖縄と石澤兵吾」 »



コメント