講演会「アジアのなかの沖縄の工芸」のお知らせ
琉球大国際沖縄研究所(IIOS)主催のフォーラムが七夕の日に開催されます。参加無料。IIOS琉球・沖縄講演会
「アジアのなかの沖縄の工芸―焼物を手がかりに考える―」
*日時:7月7日(土) 16:30~19:30
*場所:沖縄県立博物館・美術館1F講座室
*講師:松井 健 氏(東京大学東洋文化研究所教授)
(関連報告 倉成 多郎氏:那覇市立壺屋焼物博物館主任学芸員)
松井氏は、認識人類学に関わる研究や、琉球列島・西南アジア地域の民族誌、さらに近年では、工芸と地域文化の関係を研究してしています。本講演はその視点からの新たな沖縄工芸論になるものと思われます。
やや詳しいフライヤーは、下記のサイトでのイベント情報をご覧下さい。
http://www.iios.u-ryukyu.ac.jp/
松井氏の著書の一部は次の通りです。
・『琉球のニュー・エスノグラフィー』人文書院 1989
・『自然の文化人類学』 東京大学出版会 1997
・『文化学の脱=構築 琉球弧からの視座』 榕樹書林 1998
・『遊牧という文化 移動の生活戦略』 吉川弘文館 2001
・『柳宗悦と民藝の現在』 吉川弘文館 2005 (歴史文化ライブラリー)
・共編著『沖縄列島 シマの自然と伝統のゆくえ』東京大学出版会 2004 (島の生活世界と開発)。
・『グローバリゼーションと「生きる世界」―生業からみた人類学的現在』昭和堂 2011、等々。
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