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2013年7月

2013年7月27日 (土)

論文「近代沖縄の金属文化」が『沖縄文化』113号掲載

Photo  第33回沖縄文化協会賞(平成23年度)で、「沖縄の芸術文化の研究」に対して金城朝永賞をいただだいた際、授賞式(平成23年11月19日)に記念講演をおこないました。
 その際の内容を、論文「近代沖縄の金属文化ー失われつつある技術と向き合う思考ー」が、沖縄文化協会の機関紙『沖縄文化』113号(第47巻第1号)に掲載され発刊されました(2013年7月23日)。
 2012年11月20日に沖縄文化協会を長年支えてきた外間守善先生がなくなられ、いろいろあった中で、編集作業をしていただいた沖縄県立芸術大学附属研究所波照間永吉先生をはじめスタッフの皆様には大変感謝しています。
 
 1996年ごろから何年もかけて、琉球王府時代の金属関係の資料をたくさん見てきたのですが、私の本丸は近代及び現代問題の沖縄工芸文化(それは近代日本の文化政策論でもあります)でした。
 ようやく基礎知識を得る助走の後、スタートがきれたかなと思っていた際に受賞講演があったので、近代沖縄から戦後・現在にかけての課題確認に触れてみました。
 つたない内容ですが、忌憚のないご批判・ご指摘のご指導のほどよろしくお願いします。
113
 粟国恭子 「近代沖縄の金属文化ー失われつつある技術と向き合う思考ー」

 はじめに
 1、古琉球期から近世の金属文化
  1、琉球に流通する金属
  2、金属を扱う職人とその技術
 、近代の金属文化のあり様
  1、近代日本の勧業政策と沖縄ー博覧会(共進会)への参加
  2、金属文化と戦争
 3、金属文化の現状と課題ー技の<復元>をめぐる思考ー
 <金属関係参考文献> 
    

『沖縄文化』113(第47巻1号)号 発行

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 沖縄文化協会が編集・発行する機関誌『沖縄文化』113(巻47巻1号)が発刊されました。

 以下<収録論文・記事目次>

 *上原孝三 「ニコライ・ネフスキーの宮古フォークロア研究」 
 *粟国恭子「近代沖縄の金属文化ー失われつつある技術と向き合う思考ー」
 *劉 富琳「琉球に伝わった中国戯曲<和番>」
 *石川友紀「大正後期新聞記事にみる沖縄県の移民事業ー『植物標本より得られた近代沖縄の新聞』から得られた新知見ー』
 *第33回「沖縄文化協会賞」発表(平成23年度:北村毅、仲原譲、粟国恭子)
 *新刊紹介
 *刊行ニュース 

 

2013年7月25日 (木)

末吉安恭(麦門冬)の俳句

 新城栄徳氏の開設しているブログ「琉文21」に、末吉安恭(麦門冬)の俳句が紹介されている。http://ryubun21.net/index.php?itemid=6812
 以前から関心を持っている近代沖縄の博覧強記を代表する人物で、魅かれる人物の一人。俳句もなかなかいいのです。
 今回紹介された句から 「月の方へ 蔭の方へと 踊りけり」
 とても言葉のリズムが、その心情をも伺わせるようないい句ではないでしょうか。
明治19年生れの安恭が、23歳の時に詠んだうた。若かさもいい感じです。魅かれる人物の作品は、どこか贔屓目に受け入れる。
 
 2013年、今夜の月もなかなか美しい。

2013年7月21日 (日)

2013 講座「近代沖縄の美術・工芸」 in浦添市美術館

Photo_2   近代沖縄の美術・工芸をテーマにした美術館講座(全5回)が2013年のこの夏から始まります。
主催は浦添市美術館。*受講料は無料

 ①8月24日(土)午後2時~
 「近代の沖縄社会」 西里喜行(琉球大学名誉教授)
  場所:浦添市てだこホール学習室
 ②9月14日(土)午後2時~
 「近代沖縄の観光・民芸・工芸」 小野まさ子(沖縄県資料編纂室) 
  場所:浦添市美術館講堂
 ③11月30日(土)午後2時~
   「近代沖縄の工芸ー産業振興と博覧会ー」 粟国恭子(沖縄大学非常勤講師・沖縄県立芸術大学附属研究所共同研究員) 
  場所:浦添市美術館講堂
 ④2014年1月25日(土)午後2時~
   「近代沖縄と台湾」 又吉盛清(沖縄大学教授)
  場所:浦添市美術館講堂
 ⑤2014年2月1日(土)午後2時~
  「近代沖縄の漆器」 岡本亜紀(浦添市美術館学芸員)
  場所:浦添市美術館講堂

 

第30回日本伝統漆芸展 in浦添市視美術館 

2013  現在浦添市美術館で第30回日本伝統漆芸展が開催されています。
 2013年7月6日(土)~7月21日(日)までの期間です。
 伝統漆芸展というと何だか古めかしい印象が立ち上がるとおもいますが、そんなことはありません。
 繊細にして、感性あるれる現代の作家達(しかし重鎮達です)、人間国宝の作品群が展示されています。
 日本でも少ない漆工芸専門研究・所蔵機関の浦添市美術館でも開催です。
 伝統の美と日本の美の世界を堪能してください。
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2013年7月17日 (水)

南城市佐敷・新里の御嶽・拝所のフィールドワーク

 2013年7月16日(火)は、朝早くから南城市佐敷・新里の御嶽・拝所を役場文化課の職員と民俗学者上江洲均先生とフィールドワーク。馬天御嶽(ここ一帯の御嶽杜は時代の重層性がなかなかおもしろい御嶽です)、新里殿、勢理客殿、ノロ殿内、土帝君、宮城殿、上・中・下樋川、東・西龍宮と結構な数の場所を訪問。途中で地元の方にあって、いろいろ話しを聞く。興味深いお話を聞かせていただき感謝。
 広い空間でその御嶽や拝所のイメージをしっかり持つ、でもさすがに佐銘川大主系統の門中も多くいる地域なので、御嶽や樋川の空間・建造は趣もあり、いつきてもやっぱり違う空気感が漂う。
 でも一番暑い1時近くまで野外にいると、結構体力的にこたえるものですね。修業が足りないなー。しかし楽しい時間でした。

2013年度沖縄文化協会公開発表会 IN 首里に参加

 2013年度の沖縄文化協会公開発表会が、7月14日(日)に那覇市首里の沖縄県立芸術大学で開催されました。
 毎年海の日に近い週末に開催されています。1年で一番暑い季節です。
 2会場に分かれて、18本(発表20分質疑応答10分)の研究発表がありました。文学・音楽・工芸・歴史・文化人類学などの幅広い内容。大学院生から本職の研究者まで多彩な顔ぶれです。韓国や中国からの留学生の発表もあり、沖縄研究は、年々多様になっています。
 発表内容の詳細は、以下の沖縄文化協会HPをご覧ください。
http://www17.ocn.ne.jp/~amayo/

 私は、工芸関係2本(漆芸、織物)の発表者を紹介することになりました。研究会ですから質問も盛んになされ、発表者の考えを聞くチャンスです。質問される側は大変だと思いますが…。
 なかなか有意義な時間になりました。

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