『沖縄県史 各論編7 現代』(2022年7月)発行
復帰50年目の2022年7月15日に『沖縄県史各論編7 現代』(沖縄県教育委員会 約740頁)が発行されました。
6部構成の目次に40名余の執筆者が担当しています。
私は、1945年から約10年間1955年の期間を扱う一部で執筆を担当しました。粟国恭子「初期占領政策における〈教育〉と〈文化〉」(89頁ー107頁:沖縄戦と教育、教育政策ー戦後教育のはじまり、文化政策と文化活動ー沖縄文化の再構築、戦後のメディアと言論統制ー新聞を中心にー」。依頼内容と指定頁数に大変苦労して、自身歯がゆい部分が残りました。
現代の歴史の記述・事実認識、取り上げる用語の概念認識は、執筆者各自(歴史専門以外の執筆者が多く)で判断されていて、全体・全編で共通共有されず、認識記述に凹凸感があります。
時間がながれ後世の研究者の判断を期待したいですね。
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