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宮古・島文化研究

2025年9月29日 (月)

2025年10月11日「戦後沖縄の写真文化史講座」5回のお知らせ

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2025年 戦後80年企画「戦後沖縄の写真文化史講座」5回のお知らせ
*期日:2025年10月11日(土)午後2時から。
*会場:沖縄県立博物館・美術館美術館講座室。
*参加費:500円 先着50人
*テーマ:「”OKINAW“code:沖縄を撮ること」
 1970年代からの沖縄の写真について、より刺激的により深く考えていきます。
〈講話者〉
◻︎東松泰子(インターフェイス東松照明ラボ主宰)「東松照明と沖縄」
◻︎粟国恭子(大学非常勤講師)「1970年代からの沖縄写真の時代精神ー〈島〉を撮るー」
〈コメンテーター〉
◻︎仲里 効(映像委批評家)
 <司会進行役>
□親川 哲(編集者) 

*主催:風の記憶舎(公式Instagram:kazenokiokusya )
*問合せ aguni00142@gmail.com

#風の記憶舎 #戦後80年 #沖縄写真 #戦後沖縄の写真文化史講座 #東松照明 #写真文化#仲里効
#粟国恭子 #親川哲

2024年12月25日 (水)

2024年回顧ー沖縄文学・思想家の永眠➀

I
  宮古出身の大先輩川満信一さんが永眠されました。1995年頃「沖縄タイムス」)紙面で対談した。その後も何度か会談の末席に参加させていただきました。生前 (故)比嘉加津夫さんが編集発行する『脈94号ー特集 沖縄の詩人・思想家 川満信一』(2017)にも寄稿しました。合掌。 

川満信一(かわみつしんいち、KawamituShinichi1932年ー2024年6月29日永眠享年92。沖縄県宮古島市(旧平良市)久松出身。沖縄の思想家、評論家、ジャーナリスト(元沖縄地元紙『沖縄タイムス』記者)。生涯沖縄の文学出版文化に貢献。学生時代から共に活動してきた新川明(思想家、ジャーナリスト、元沖縄タイムス社社長)と川満の存在を作家・島尾敏雄は「双頭の鷲」と語る。
<経歴> 
• 沖縄戦を経験し琉球大学在学中に新川明、岡本恵徳らと『琉大文学』創刊に関わる。
• 1950年代ー琉球大学卒業後、高校教員から沖縄タイムス社入社。米国占領下の1950年代に米軍基地建設における伊佐浜土地闘争で敗北した住民たちが南米へ移民していくことを見送る経験を持つ。
• 沖縄タイムス社入社後、宮古支局出向時に平良恒二や仲宗根將二らと交流し同人誌『カオス』創刊に関わる。その後鹿児島支局長時代には島尾敏雄らと交流<ヤポネシア>の思想に影響を受ける。文化事業部では『新沖縄文学』編集長(計20号担当)、『沖縄タイムス大百科事典』(編集上間常道中心)発刊事業にも関わる。その後「文学賞や出版文化賞」事業を展開する文化事業局長を務める。
• 太平洋戦争後、米国施政権下の続く沖縄で、1960年代から国家の問題、琉球処分から沖縄戦、天皇制、復帰運動への問う言論を展開。60年代後半から新川明、岡本恵徳(琉球大学教員)らと<反復帰・反国家>論を展開する。
• 退職後は、個人紙『カオスの貌』(小冊子 12冊)を自費出版し続け、詩作と評論を発表する。
• 2024年11月9日 生前幅広い交流していた友人たちによる「川満信一さんを偲ぶ会」(呼びかけ人代表・新川明、仲宗根勇、仲程昌徳、仲里効、喜納昌吉、ローゼル川田ら)
<著作>
• 1978年 詩集『川満信一詩集』(オリジナル企画)
• 1978年 『沖縄・根からの問い』(泰流社)
• 1981年 バレエのための台本『あこうの木物語』
• 1987年 『沖縄・自立と共生の思想』 (海風社)
• 1987年 『四季』
• 1988年 『ザ・クロス 21世紀への予感 川満信一対談集』(沖縄タイムス社)
• 1994年 詩集『世紀末のラブレター』
• 1995年 『川満信一コラム文庫』Ⅰ~Ⅲ(エポック)
• 1995年 『マホナり』
• 1996年 『黒潮の道』
• 2004年 『宮古歴史物語』(沖縄タイムス社)
・2014年 共編著『琉球共和社会憲法の潜勢力ー群島・アジア・越境の思想』(川満信一・仲里効編、未來社) 
• 2022年 川満信一編『復帰50年の記憶』(藤原書店)

<川満信一関連文献>
*仲里効『オキナワ、イメージの縁(エッジ)』(2007年、未來社)
*比嘉加津夫編『脉4号ー特集 沖縄の詩人・思想家 川満信一』(2017年 脉発行所) 川満信一年譜が充実。

2022年5月 9日 (月)

勇崎哲史追悼写真展「光の記憶」

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写真家の勇崎哲史さんは2021年7月1日に亡くなられました。享年71。1971年に沖縄の写真を撮った勇崎哲史さんの写真展が開催されます。戦後27年間の米国占領・施政権下の歴史を歩んだ沖縄は1972年5月15日に日本へ「復帰」しました。その前年に来沖した勇崎さんは沖縄の写真を撮りました。中でも宮古諸島の小さな大神島に滞在して「大神島・記憶の家族」の写真集を残しています。

☆2022年5月10日から15日
☆会場:沖縄県立博物館・美術館 1階県民ギャラリー
☆入場無料

2021年4月10日 (土)

写真集「沖縄・宮古島島尻の秘祭 ウヤガン」

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 沖縄で活動する写真家の大城弘明さんが、1972年前後に撮影した宮古島島尻の祭祀のウヤガンの写真集を発刊しました(榕樹書林 1430円)。

49年前の1972年に撮影された貴重な民俗写真です。大城さんは当時地元の新聞社・沖縄タイムス社の報道カメラマン記者で、特集誌面記事の文章は、宮古島出身の記者・川満信一さんが書いています。写真集にはその文章も収録されてます。

沖縄は戦後27年間の1972年に日本に「復帰」しました。その後急速に島々の有り様は変化していきます。約50年前の宮古島の祭祀文化も社会の変化と共に消えつつあります。

2018年11月 5日 (月)

鎌倉芳太郎の残した琉球芸術写真『しまたてぃ86号』

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 2018年10月に発刊された『しまたてぃ』No86に「鎌倉芳太郎が残した沖縄文化・芸術写真」(粟国恭子)を寄稿しました。編集・発刊は一般社団法人沖縄しまたてぃ協会。
 季刊誌でもある『しまたてぃ』は、今年の表紙写真に大正期に撮影された鎌倉芳太郎の沖縄文化財の写真を採用しています。

 表紙の写真を残した鎌倉芳太郎と沖縄の関係、その写真資料の意義などを紹介する内容となっています。構成は以下
 1、鎌倉芳太郎と沖縄文化
 2、琉球芸術と鎌倉写真
 3、写真と技術ーそのように撮影されたかー
 4、鎌倉写真と時代の評価

 内容詳細は、粟国恭子「鎌倉芳太郎と写真ー琉球芸術写真の文化史ー」『沖縄芸術の科学』27号、沖縄県立芸術大学附属研究所紀要に2015年に発表された論文の概略にもなっています。
 紀要掲載の論文は附属研究所HPにデジタル版でご覧になれます。
 

2018年8月 7日 (火)

2018年8月「東松照明写真展ー沖縄・宮古1972~1983」 in宮古島

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 日本を代表する写真家・東松照明は、沖縄や東南アジアで撮影した作品を多く残している。沖縄の宮古島で撮られた写真作品の展示会のお知らせです。

 今回は1972年~1983年の間に撮影された作品。チラシには「40年前、子どもだったあなたは今どうしていますか?」と書かれています。被写体の宮古島の人々(子ども達)と、時を越えて出会える機会になるのではないでしょうか?

*展覧会名:「東松照明写真展ー沖縄・宮古 1972~1983」
*期   間:2018年8月10日(金)~9月16日(日)
*会   場:宮古島市総合博物館
        沖縄県宮古島市平良字東仲宗根1166-287 
*入館時間:9:00~16:00 閉館16:30 休館日 毎週月曜日
*入 場 料:一般300円、大学・高校生 200円 小学生100円
*主    催:宮古島市教育委員会 主管:宮古島市総合博物館
 
 

2018年2月 1日 (木)

「ミシンをめぐる沖縄技術史」三回目『しまたてぃ』83号

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 昨年から季刊誌『しまたてぃ』(一般社団法人沖縄しまたて協会発行)紙面で連載している「ミシンをめぐる沖縄技術史」の3回目が掲載された83号・若水号が発行されました。
 今回は、「ー時代の技術③終戦直後~1950年代ー」の沖縄におけるミシン事情をまとめました。特に終戦直後の宮古島のミシン事情については、先行研究もないので事実確認としても重要な情報ではないでしょうか?
<内容構成>
1、宮古とミシンの物語ー終戦直後ー
 1)終戦当時の宮古群島
 2)待ちわびる戦後配給物資と女性の労働
 3)終戦直後の宮古の洋裁講習所
2、市場と衣料・手作りの<簡単服>販売
3、モダンファッションと洋裁(ミシン)技術
4、1950年代のミシン税
5、ミシンと阿旦葉製品

 『しまたてし』83号から表紙写真は鎌倉芳太郎が記録した琉球芸術写真」シリーズで、83号は旧円覚寺山門の写真です。旧円覚寺は臨済宗総本山(山号は天徳山)で第二尚氏王統歴代の菩提寺です。荘厳な建築の山門も戦禍で失われています。

2017年8月28日 (月)

『脈』94号ー特集:沖縄の詩人・思想家 川満信一

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 沖縄で長年、文芸・思想の論考を掲載する雑誌『脈』94号が、2019年8月20日に発刊されました。今回の特集は「沖縄の詩人・思想家 川満信一」です。川満さんと同郷宮古島出身の書き手をはじめ、13人の文章が掲載されています。私も(粟国恭子)も大先輩へ届ける文章を書きました。恐縮です。
 編集の比嘉加津夫さんお疲れ様です。

「脈 94号 特集・沖縄の詩人・思想家 川満信一」比嘉加津夫・編集
 A5判/238頁 定価1300円+税 脈発行所

*目次
 特集 沖縄の詩人・思想家 川満信一
  仁衡琢磨  島尾、川満、奄美に逢う――島尾敏雄生誕100年記念祭参加記
  黒島敏雄  時代の同伴者―古代的な陰影と全人的対応
  仲里 効  1968年沖縄・夏の分れ歌――川満信一と伊礼孝の分水界を巡って
  坂口 博  川満信一の詩――「飛翔」と「風葬」をめぐって
  新城兵一  川満信一論序説―〈時後〉思想としての〈反復帰論〉
  かわかみまさと 母語なき時代の超「骨」の思想家――ヤポネシア論を越えて
  松原敏夫  詩は手套のような―川満信一の詩と思想
  仲程昌徳  「母」なるもの――川満信一の詩
  後多田敦  川満信一をめぐる断想「しまのねあがり」としての川満信一
  伊良波盛男 さとりと無碍の人
  仲宗根将二 川満信一大兄とふるさと宮古
  粟国恭子  呟く川満信一さんへ届ける断章―見えない縁を巡って
  比嘉加津夫 川満信一と島尾敏雄

  *
川満信一年譜

 俳句 仲本彩泉  記憶は影絵
 詩  仲本 瑩  フロリダの男(他三篇)
    東木武市  若い頃のメモ帳より
 小説 伊良波盛男 ニルヤカナヤ王国
    仲本 瑩  バラードの斧ひかりの檻(全100)(3739
 論考 村上一郎  村上一郎未発表日記と『試行』6(佐伯修 編・註)
 1962(昭和37)年の日記(5
    松岡祥男  『吉本隆明全集』第37巻に触れて
           吉本隆明さんのこと(13)
    深谷 考  野呂邦暢、風土へのヴィジョン(6)
    金田久璋  「眼の華」とはなにか―島尾敏雄「眼華」補論
    青柳瑞穂  篭川京の「怠けのすすめ」怠けて生きたい私たち(11)
    比嘉加津夫 甲状断録
    安里昌夫  日々の断章(8
    編集後記

*表紙写真 川満信一氏提供(本文写真含む)
 題字= 比嘉良治 本文カット= ヒガカツオ

2016年7月28日 (木)

東松照明 新編『太陽の鉛筆』関連展示会 in 那覇 2016年8月

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 沖縄がアメリカに占領されていた1969年に初めて来沖して、基地や沖縄社会を撮っていた戦後日本の写真家の重鎮である東松照明。沖縄の島々(宮古島には1年程滞在)そして東南アジアへと移動しながら撮影した写真集『太陽の鉛筆』が発刊されたのが1975年である。1975年版の写真集は沖縄県立図書館にも所蔵されていない。

 東松の死後、2015年12月に新しく編集れた新編『太陽の鉛筆』(赤々舎)が発刊されて話題になっている。それを記念して「沖縄写真タイフーン《北から南から》関連イベントの一つで、「新編『太陽の鉛筆』」展覧会が開催される。掲載作品の中から選ばれた60点が今回展示されます。
   戦後<宮古島>を撮った写真家は東松照明以外に、比嘉康雄、地元の豊島貞夫、佐渡山安広らが代表てきである。約40年前に才能溢れる写真家・東松がまなざした宮古や八重山の島から、海で繋がる東南アジアの写真作品世界と、2016年に出会える機会になります。
 入場無料でありがたいです。この機会にぜひごらんください。

*会場:那覇市民ギャラリー 第二展示室(那覇市パレットくもじビル内)
*会期;2016年8月16日(火)~21日(日) 10:00~19;00
*入場無料 

*関連企画;「クロストーク;今『新編 太陽の鉛筆』を見る」
        2016年8月20日(土)午後2時~(2時間の予定)
 出演は、新編編者の一人 今福龍太(文化人類学者)と、粟国恭子(宮古島出身:近現代文化史)、友寄寛子(フォトネシア沖縄 写真論)


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 2016年8月の写真展企画「沖縄写真タイフーン《北から南から》関連イベントには、若手写真家たちの展覧会も企画されている。会場は東松展と同様に那覇市民ギャラリーで。

*展覧会名:「Reflectionー反射する感性・内省する眼ー」
*会期:2016年8月16日(火)~21日(日)
*会場:那覇市民ギャラリー 第一・三展示室
*参加作家:石川竜一、渡久地葉月、北上奈生子、伊波リンダ、七海愛
 

      
           

2016年7月22日 (金)

下地イサム 「スマフツ THE GOLDEN LANGUAGE」 CDアルバムはいい

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 シンガーソングライターの下地勇(今回は下地イサム)のCDアルバム『スマフツ THE GOLDEN LANGUAGE 』(1500円)が凄くいいのです。友人のRさんにすすめられて聴いてみた。涙あり、笑いあり…。
 「スマフツ」とは直訳すると「島の口」で、宮古諸島の人々は島で使われている言葉を「スマフツ」と呼んでいる。
 ここ数年沖縄の方言保護の「シマクトゥバ」(島の言葉)活動が盛んでるが…宮古の人はその言葉は使わない。「スマフツ」である。
 このCD「スマフツ」は、3つのン楽しみ方が盛り込まれている。①日本の名作童謡を宮古のスマフツに翻訳し歌った世界、②下地勇のオリジナル作品で島の心情風景を歌った世界、③スマフツの語りも存分に、島の人の切ない情感やユーモアをこれでもかと言うほど生き生きと表現した世界 どちらも素晴らしい。小さな島に寄せる波や風や光が…鮮やかに立ち上がる。
 現代的な音楽・演出に乗せて、豊かなスマフツの世界が奥深く広がる。宮古出身者・関係者、宮古に興味のある人は、是非聴いてほしい。

<内容>
1、椰子の実 (名作童謡の椰子の実を スマフツに翻訳し歌う)
2、あめふり  (「あめあめふれふれかあさんか…」の同様をスマフツに翻訳し歌う)
3、うさぎとかめ (童謡をスマフツに翻訳し歌う)
4、波ゆらの里 (作詞作曲歌:下地勇)
5、夏の夜 (語り)
6、もうひとつのうりずんの島( オリジナル曲)
7、浜辺の歌 (名作歌謡をスマフツに翻訳し歌う)
8、島の季節 (オリジナル曲)
9、旅前夜 (語り)
10、400m走実況中継 (語り)

10の「400m走実況中継」の早口のスマフツを聞き取り、その爆笑実況中継の世界に即反応できる方は、宮古スマフツの上級ですね。日本語の古い「パピプペポ」のP音のスマフツは、聴きごたえあります。 

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