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沖縄民俗文化

2022年12月14日 (水)

復帰50年「平良孝七展」in 沖縄県立博物館美術館

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 沖縄県立博物館・美術館の美術館側の復帰50年企画「平良孝七展」か開催されています。写真家・平良孝七の仕事を紹介している。
 企画は若手の写真専門学芸員さん。若い世代が復帰50年目の沖縄に、写真家平良孝七を取り上げ紹介してくれることに感謝。平良孝七の時代時代の変化や視点で撮影された写真も網羅されている。優れた写真と沖縄(特に写真集『パイカジ』に収録された宮古八重山地域の小さな離島の暮らしの風景)を感じ取ってください。
  展示会場空間デザインもこれまでにない印象で興味深い。
 この展覧会の図録には展示企画意図も収録されている。

展覧会は2023年1月15日まで

 

2022年10月15日 (土)

「美ら島おきなわ文化祭2022」公式ガイドブック

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 日本国内各県持ち回りの文化祭が今年は沖縄県で開催されます。「美ら島おきなわ文化祭2022」(第37回国民文化祭、第22回全国障害者芸術・文化祭)が10月22日(土)から11月27日(日)の37日間開催されます。
 写真はその公式ガイドブックです。文化祭関係だけでなく沖縄文化(芸術・文化、各地文化施設期間内企画など)全体のガイドブックにもなっています。
 無料で6万部近くが配布されます。県内外の皆さんも手に取ってください。
 筆者を含めて沖縄県立芸術大学関係者も、編集(編集担当は岡本(宮城)尚子、近代美術)段階で 内容確認に関わりました。


2021年4月10日 (土)

写真集「沖縄・宮古島島尻の秘祭 ウヤガン」

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 沖縄で活動する写真家の大城弘明さんが、1972年前後に撮影した宮古島島尻の祭祀のウヤガンの写真集を発刊しました(榕樹書林 1430円)。

49年前の1972年に撮影された貴重な民俗写真です。大城さんは当時地元の新聞社・沖縄タイムス社の報道カメラマン記者で、特集誌面記事の文章は、宮古島出身の記者・川満信一さんが書いています。写真集にはその文章も収録されてます。

沖縄は戦後27年間の1972年に日本に「復帰」しました。その後急速に島々の有り様は変化していきます。約50年前の宮古島の祭祀文化も社会の変化と共に消えつつあります。

2020年4月28日 (火)

『沖縄県史 民俗編』2020年3月刊行

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 「沖縄県史 民俗編」が2020年3月に刊行されました。大勢の執筆者がさまざまない内容で自然や日々の暮らしの有り様を描いています。

 現代の読者にとって「民俗」とは何だらうかを考えさせられます。

  筆者は、王府祭祀の「神女の祭祀道具」と歴史民俗視点から王府時代職人構造と近代以降の変化特に金属文化にもふれた「技術と職人の民俗」、従来研究の少ない「戦争と民俗」の文章執筆を担当しました。